『Anker Power Conference - '22 Spring』開催 6年目で売上100億円達成
モバイルバッテリーで有名なAnkerが2022年4月13日、東京国際フォーラムにて 『Anker Power Conference - '22 Spring』を行いました。今回DIGITALTECはこの発表会に行ってきましたのでそのレポートを紹介いたします。
モバイルバッテリーで有名なAnkerが2022年4月13日、東京国際フォーラムにて 『Anker Power Conference - '22 Spring』を行いました。今回DIGITALTECはこの発表会に行ってきましたのでそのレポートを紹介いたします。
まず登壇したのが、アンカージャパンのCEO猿渡歩氏。2013年に創業したアンカージャパンは6年目の2018年には売上100億円を突破、その2年後の2020年には200億円を達成したと説明しました。前年比の40％という高い成長率になります。
またアンカーは、Anker、Soundcore、eufy、Nebulaなどのブランドがありそれぞれ高い成長率となっています。
中でも完全ワイヤレスイヤホンは販売数量シェアNo.1（※1）となっています。同様にNebulaのプロジェクターも販売数量シェアNo.1となっています。
※1 2万円以下のイヤホン
また充電関連製品に至っては国内累計販売が3000万個を突破しました。
そんなAnkerがこの度3Dプリンターに参入すべく新たなブランドAnkerMakeを立ち上げ『AnkerMake M5』を発表しました。低価格かつ従来の5倍の速度で印刷出来るという同製品。2022年冬に日本で発売されるとのことです。
また会議用スピーカー、ワイヤレスヘッドセット、ウェブカメラ、コンデンサーマイクなど専用のブランド、AnkerWorkも立ち上げました。同時に新製品『AnkerWork B600 Video Bar』も発表。
掃除機や防犯カメラブランドのeufyが細分化しeufySecurity、eufyClean、eufyBABY、eufyPETとなりました。
監視カメラはこれまで通りeufySecurity、ロボット掃除機はeufyClean、赤ちゃん見守りはeufyBABY、ペット見守りはeufyPETとなります。更にeufySecurityは落とし物防止用にトラッキングタグの『eufy SmartTrack Card』、『eufy SmartTrack Link』の2製品を発表しました。これはアップルのAirTagの用に位置情報を検知し、また音を鳴らすことも可能です。更には「Apple Find My」とも連携予定で世界中のApple端末を探すネットワークとして紛失物の位置特定が可能です。
発表会ではこのほかにもNebulaブランドのプロジェクターやSoundcoreブランドからオーディオグラスなどが発表されました。ノートパソコンの交換用バッテリーから始まり、モバイルバッテリーで一躍有名になったAnkerですが、いまではロボット掃除機やセキュリティ、3Dプリンターまで作るようになっています。
近い将来Anker製ノートパソコンやモニターもリリースされそうですね。