
【株式会社三城ホールディングス】自社の価値を高める顧客接点を強化! 効果的なCMS活用とデジタルマーケティングのヒント
株式会社コネクティは、2021年3月11日に株式会社WOW WORLD(旧 エイジア)と、Web担当者向けのオンラインイベント「DIGITAL RELATIONS 2021 Spring」を開催しました。本文では、三城ホールディングスが経営しているパリミキがコロナ禍の中でも事業を成長し続けた秘訣についてとコネクティによるデジタルマーケティングにおけるCMSの活用術のセッションを紹介いたします。
目次
■ パリミキが事業成長した“カギ”は、Webサイトの強化 >>
■ 5つのサイトを一括で管理、CMS on Demand採用で運用負荷削減を実現するDX型のリニューアルへ >>
■ 企業にWeb戦略をワンストップで提供 >>
■ デジタルマーケティングにおけるCMSの重要性とCMS on Demandの特徴 >>
本トピックスはマイナビニュース運営のビジネス情報メディアTECH+に掲載された「DIGITAL RELATIONS 2021 Spring」のイベントレポートより抜粋したものです。
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「パリミキ」や「メガネの三城」で知られる三城ホールディングスの事業開発を担当する株式会社三城ホールディングス事業開発Digital Device Solutions J&T DREAM CHANCE 萩山 明人氏は「コロナ禍の中でパリミキが事業を成長してきた秘訣とWeb施策について」とのタイトルでセッションを展開しました。
DIGITAL RELATIONS 2021 Spring
この結果、2020年5月以降の来店予約数・売上は3、4月と比較して1.5倍から2倍に増え、購入率も10%ほど増加。同社の豊富な商品・サービスを訴求するため記事系コンテンツを強化したほか、商品ページもよりわかりやすく工夫することで、来店増につなげることができたそうです。
また、同社では、リニューアル時にクラウド型CMS「Connecty CMS on Demand」(以下、CMS on Demand)も採用。CMS on Demand導入後、商品検索ページは基幹システムとCMSを連携させ、情報を動的に表示するよう改良。また、ニュース機能や読み物系記事にもCMSを駆使しています。一方、在庫情報と店舗情報については基幹システムのマスタ情報から自動的に取り込んでいます。このように基幹システムとCMSを連携させることで運用負荷を大きく減らし、DXを実現。工数をかけずに常に最新で正確な情報をサイトにアップできるようになりました。
コネクティ代表取締役社長の服部恭之は、デジタルマーケティングにおけるCMSの活用術について展開しました。
「Web業界は動きが速く、細分化が進み、市場には数多くのプレイヤーがいます。そのためWebサイト構築を依頼するには、マーケティング系の取り組みは広告会社、コンテンツなら制作会社、開発はSIer、さらにはインフラやソフトウェアパッケージなど、分散して依頼する傾向が強いのが実情です。企業の戦略を一気に加速させるには、これらを一気通貫で行うことが重要です。当社はそのすべてをワンストップで提供できるため、究極のWeb・DX推進実現会社であると考えています」
「海外製CMSではトラブルの際の相談や言語対応に難があり、国内での使用には制約もあります。CMS on Demandは国産なのでサポートが手厚いほか、日本の大企業のガバナンス上のニーズがすべて取り込んでであるため、日本企業に合ったCMSだといえます。さらにCMSの種類として、動的・静的のハイブリッドな設計で提供しています。いわゆるデザインがきれいなページを自由に作ることも、データベースとテンプレートを利用して動的なページを大量に生成することも、その両方を組み合わせて作ることもできます」
服部が語るように、CMSを導入すれば大量のコンテンツを効率的に作成・修正することが可能になります。多くのWebページを日常的に生成しなければならない大企業にとって、CMSはなくてはならないものであり、デジタルマーケティングにおいても意義は大きくなります。
「昨今、Webへのアクセスは爆発的に増えました。その大量のアクセスの中で、自社サイトを見てもらえる可能性は当然減っていきます。自社のページを見てもらい、デジタルマーケティングに活用するためにも、ページを大量に公開して接触機会を増やし、アクセスされる可能性を高めてていく必要があります。さらにはSNSやMAの発達もあり、パーソナライズされたコンテンツを発信していかなければならず、CMSのニーズはますます高まっている状況です」
CMSを導入すれば部門を超えてオペレーションを標準化でき、生産性・効率性の追求に加え、PDCAサイクルを回しやすくなる利点もあるため、企業のDX化も進みます。
DIGITAL RELATIONS 2021 Spring