クラウドサービスの常識を超えたシステム運用を実現！「Connecty CMS on Demand DX Options」

従来、クラウドサービスはサーバー準備の必要がなく気軽に利用開始でき、常にバージョンアップされ、いつでも最新サービスを利用できる等のメリットがあります。一方で企業が導入する際、基幹システムとの連携が難しい、どこからでもアクセスできる反面、企業のセキュリティポリシー上利用できない等のデメリットから、オンプレミスのサービスを導入せざる得ないケースも存在します。
今回、これらのクラウドのデメリットを解決するために、「Connecty CMS on Demand DX Options」では、従来の大規模サイトの構築・運用に必要な機能に加えて、新たに基幹システムとスムーズに連携できるオプションサービスの提供と、さらにIPアドレスを制限したり、クライアント証明書のあるPCから利用を制限できる等の一歩高いセキュリティ基準も満たす為のオプションサービスの提供をスタート致しました。

従来よりコネクティでは希望する一部の企業様に基幹システムとの連携を可能とするオプションサービスを提供してきましたが、この度正式にサービス提供を開始致しました。
例えば基幹システムで管理している商品情報や店舗情報などのデータを、Webサイトでそのまま掲出する事ができ、在庫情報や店舗の営業時間などの修正を素早く行う事ができます。

常にどこからでも利用できるクラウドサービスは、コロナ禍においてリモートワークでの働き方が主流となりつつある中、様々な立場の働き手が、自分のライフスタイルにあわせて働くための必須ツールとなっています。しかしどこからでもアクセスできるという利便性がある反面、不正アクセスの可能性も高まるというリスクがあります。多くのクラウドサービスは、情報を守るのはIDとパスワードに代表される個人の認証に頼っています。
今回CMSoDは、クラウドサービスの利便性はそのままに、IPアドレス制限機能およびクライアント証明書オプションのサービスを追加することで、不正アクセスのリスクを大幅に低下させ、強固なセキュリティを実現致しました。

IPアドレス制限機能が追加されることで、指定されたIPアドレス以外からのアクセスを遮断できるようになり、情報セキュリティ対策がより強化されました。自社のIPアドレスを設定することにより、そのネットワークからの接続だけを許可して、社外からのアクセスを遮断できますので、第三者による不正アクセスを防ぐことが可能です。

自宅、外出先PC、iPhone/iPadなどのデバイスにクライアント証明書を配付することで、端末を特定した認証制御が可能となります。証明書が無いデバイスからのアクセスを制御するといった運用が実現できるため、ユーザーID・パスワード認証だけでは回避できないセキュリティリスクを防ぐことができます。弊社クラウド上に認証局を設置し、弊社よりクライアント証明書を発行致します。

WAFはWebアプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃を検知・遮断し、バグやデータベースの書き換え、情報漏洩などからサーバーを保護するセキュリティシステムです。CMSoDに搭載されることにより、グループ・グローバルに対し、高度なセキュリティ対策を実現致します。

今後ともコネクティでは更に大企業のWeb運用はDX推進に必要な機能・サービスの提供を推進していきます。

「パリミキ」「メガネの三城」を展開している株式会社 三城（本社：東京都港区、代表取締役社長：澤田将広）に導入いただいているCMSoDにおいて、2019年2月より基幹連携の利用を開始致しました。

住宅用建材の大手メーカー大建工業株式会社（本社：大阪市北区、代表取締役 億田 正則、以下大建工業）に導入いただいているCMSoDにおいて、2020年7月よりIPアドレス制限機能、9月1日よりクライアント証明書オプションの利用を開始致しました。

withコロナ時代、働く場所や環境の多様化により、情報セキュリティ対策や情報の取り扱いに関するルールの変革が急務となる中、情報セキュリティ意識が高い大企業様に対しても、安心して快適にご利用いただけるよう、コネクティはシステムをアップデートしてまいります。